したたかな種

今日は一日雨模様。久しぶりのまとまった雨でした。
そんな雨の晴れ間を利用して芽が出ず抜けているところに大根やかぶの種を蒔きました。

時期的にもラストチャンス、シッカリ芽が出てほしいところです。

今年も辰巳芳子さんが提唱されている「大豆100粒運動」に刺激されて全国の仲間と地大豆MAPを作っています。

八丁味噌用の矢作大豆や丹波の黒豆などメジャーなものもありますが、名前の分からないものがあったりとバラエティに富んでます。

中には「食べてもおいしくないよ~でもとにかく育てやすい」なんてものも。
なんでもその家だけに伝わった門外不出のもので飢饉の時などにとても重宝したらしいです。

3年経つと芽が出なくなる大豆・・そう考えると今に伝わっている品種はすべて誰かが3年と間をおかず育てたものばかりなんですね。

最近品種改良された大豆と比べてその地に伝わる地大豆は播種期が遅いのが特徴です。
きっとその地の気候で育つ時にちょうどいい雨量や気候と重なっているのではないかと思います。

そしてもうひとつ地大豆の特徴は出芽のタイミングがバラバラということ。
今の品種は揃いがとてもいいので地大豆を育てた最初は驚ろきました。

これは一度に出てその時に旱魃になったり、害虫、
害獣に食べられると一気に全滅してしまうために少しづつずれて芽が出るのではないかと言われています。

まさにしたたか(強か)ですね~

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