樽出し漬物って当たり前だと思ってました(^_^ゞ
今日は朝から雨。この時期の雨にしては冷たくないな~と朝の収穫の時には思っていたのですが、どんどん冷たくなってきました。
昨日の陽気もどこへやら、まあ冬らしいといえば冬らしいかな。
冬と言えば漬物のおいしい季節ですね。寒干し大根を使ったタクアンや松前漬け、糀漬け、
かぶを使った千枚漬けなどこの季節にしか出来ないものも沢山ありますね。
夏はサラダっぽい浅漬けなどあっさりしたものが多いのですが、冬は滋味ふか~い漬物が多くなります。
そういえば先日、島田伸助さんのある番組で京都で樽出し漬物を探すという企画がありました。
最初何のことだか分からなかったのですが、どうやら樽から出し立ての漬物のこと。
普通は袋詰めしてから熱殺菌するので風味が違うとのことでした。
風来では殺菌しないのが当たり前なので???。確かに漬物業界では、
普通日持ちを良くするために添加物を入れるか熱殺菌するのが当たり前と聞いていたのですが老舗の漬物屋さんでもそうなんだと驚きました。
そういった意味では風来の漬物はすべて樽出し漬物になります(^_^)
そういえば自然食品で売っている無添加タクアンでも2ヶ月も日持ちするものがあって、不思議に思い(風来では賞味期限2週間)
調べてみるとやはり熱殺菌したものでした。
漬物は発酵食品だからこそ体にいい。そんな発酵を止めてしまうということは、
大切な健康成分である乳酸菌を殺してしまうということです。
しかも熱殺菌については表示する義務がないので買う人はそんなことは分かりません。
まあうちは小さいからこそ出来るのかもしれませんが
(何せぬか漬けなんかはご注文をいただいてから収穫して漬けたりしてますから(^_^ゞ )
物が溢れているのに本物を手に入れるのが難しい時代だと改めて痛感しました。
雪に当たった野菜漬物はより滋味ふか~くなります(^_^)
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