価値観を変える扉
今日もいい天気。畑には霜柱が・・。空気が澄んで白山がきれいにみえます。
こんな時はいつも子供の頃に見ていた、母が白山に向かって手を合わせていたことを思い出します(って母は今も元気ですが(^_^ゞ )
その時はなにをしているんだろう・・と思ったのですが、農家になって分かりました。
白山のおかげで夏も水枯れを心配することもなく、また台風なども白山の南側を通ると風を防いでくれます。守っていただいている。まさに霊峰白山。地元の人は親しみをこめて「しらやまさん」といいます。
太陽に手を合わせる庶民をみて、アインシュタインがなんと気高い民族かと感動したとかしないとか・・
最近とみに日本人の宗教観の根底には自然にはかなわないという畏怖があったのではないかと思うようになりました。支配するのではなく畏敬の念をはらう。今はなかなかそういった感覚とは遠くなりましたが、私自身農家になって気づいたように土を触ると日本人はそんなことを思い出すDNAが流れているのではないかと思ってます。
「農は価値観を変える扉」そういった視線でみると農の可能性は無限だな~(^_^)