郷愁をそそる
昨日から一気に荒天。穏やかな冬でこのまま年越しまで・・と思ってましたが、北陸の冬はさすがにそんなに甘くないですね。
さて漬物の仕込みも終わり、あとは旅立ちを待つのみ。あれだけあった樽がどんどん減っていくのは痛快でもあります。ありがたいことです。
北陸のこの時期の冬野菜といえば、かぶ。かぶら寿司にはもちろんですが、そんなかぶの旨味をシンプルに味わうのは千枚漬けが一番。味つけがシンプルなので野菜の味が大切。
そんなかぶのおいしさを引き出すのがまずは塩加減。かぶら寿し教室に来られた方にはお教えしましたが、あの塩分で漬けたかぶはそのままでもバクバク食べれます。
このまま食べるのももちろんですが、スモークサーモンと一緒に巻いて食べると主役になれる一品になります。
今がちょうどかぶの甘さが増している時。それにしてもかぶは日本人にとってなぜか郷愁をそそる味ですね。