1章 小予算で起農する戦略

143万円で農業をはじめる

投稿日:2018年10月7日 更新日:

今、普通に農業を始めると、初期費用が平均1000万円かかると言われています。ビニールハウスの設置費、トラクターなどそれだけでも何百万円の世界です。

しかし、小規模農業で最初から加工、販売まで視野に入れると、そろえるものがまったく変わってきます。

私が起農当時(1999年)に最初に買ったのが、パソコンとプリンタです。

当初、漬物の袋に貼るラベルや原材料表示シールを印刷するために購入したのですが、これらが15万円。

次に購入したのが漬物などいれたビニール袋を封するための脱気シーラー(15万円)、2坪の大型冷蔵庫(75万円)、小型の氷温冷蔵庫(中古で5万円)、最後に農業機械で管理機(乗用でない耕うん機の小型版)を10万円で購入しました(途中でさらに小型の管理機をヤフーオークションにて3万円で購入、今はこちらをメイン機械に)。

そして加工場は当初、母屋の車庫を利用。地域の保健所に教えてもらい、天井を張り、蛍光灯を設置して、廃業した料理教室の料理テーブル(テーブルの片方にガス台が反対側がシンクになっているもの)を設置して改造費が合計5万円。これに漬物樽や重し、クワや鎌など農機具が15万円です。

 

これらで総額143万円

農家としてだけでなく、何か起業すると考えてもかなり安くついたと思います。

これらは前職での貯金でまかなうことができ、借金なし・補助金なしですみました。

現在、パソコンやプリンタも安く高性能なものも出ていますし、ネットショップやネットオークションを利用すれば同じようなものをそろえても、総額100万円でおつりがくるのではないかと思います。

それでどんな農業をはじめたのか・・

そこには5つの戦略がありました。

・借金なし・補助金なし
・スモールメリットを最大限に活用
・栽培・加工・販売・智恵の教室
・農家だからこそのプレゼン能力
・今の時代だから出来る「つながり力」

これらについてにの記事は順次追加していきまね。

小さい農業のはじめ方 はやく知りたい方はこちらをゲット(自著になります)

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風来(since2000年4月)は30aの畑と小さなハウス4棟という自他供に認める「日本一小さい専業農家」です。野菜は足音を聞いて育ちます。目の届く範囲だからこそこだわれることがあります。

自著に「小さい農業で稼ぐコツ」(農文協)、「農で1200万円!」(ダイヤモンド社)あり

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