農の未来

かないません~女性の力③~

投稿日:2018年10月5日 更新日:

先に女性が男性よりすぐれているのではないか・・と書きましたが、分子生物学者の福岡伸一さんはそんなどころではありません。

著書「できそこないの男たち」の中で「男は女の使い走り」「男は女を急ごしらえでカスタマイズされたもの」と容赦がありません。でも読んでいると納得してしまいます。

生物が出来て10億年ほど生物には女性しかいませんでした。男が女性から出来たなごりがあちこちにあるとのこと。

確かに男には必要のないのに乳首があったりして昔から不思議に思ってました。(まあ、もしなかったらアクセントもなく寂しいかも・・)あと男の人なら誰でも知っているのですが、大切なところの下にぬいめのようなものがあります。これも無理やり出来て閉じた証拠なのだとか。

そして男の役割についてある昆虫を挙げています。人間の大先輩であるアリマキという昆虫は涙型のとても小さい虫。

このアリマキ、基本的にはメスしか生まないのだそうです。しかし秋口の寒い時期になる時だけ華奢なオスが生まれます。

すべての個体が同じ特徴ばかりですと冬がとても寒かったりした時に一気に全滅してしまう危険性があります。オスとメスが掛け合わさることによって個体にブレをつくることが出来るというのです。

しかも・・春に生まれてくるのはメスだけ。まさにオスは遺伝子をリレーするだけの存在(T^T)

でも人間の場合、男の方が体格がいいのはなぜ?という問いに対し、福岡先生は「それは女性が欲張りだったから」との仮説を立ててます。

アリマキの場合は遺伝子のリレーだけだったので華奢(きゃしゃ)でよかったのですが、人間(というか哺乳類はそうかな)の場合、「獲物をとってきて」とか「家を建てて」などさらに役立つようにするには体が丈夫な方が都合がよかったからではないかとのこと。

男は女の使い走り・・そう考えると悲しくもなってきますが、日本神道では最高位の天照大御神は女性ですしそういったこと分かっていたのかもしれませんね。(つづく)

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自著に「小さい農業で稼ぐコツ」(農文協)、「農で1200万円!」(ダイヤモンド社)あり

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