1章 小予算で起農する戦略

小さい農家になるための3つの決め事と5つの戦略

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資金も経験も広い土地もない私が、脱サラ農家になると決めたとき、心がけたのが

1 農業への「固定概念」を捨てる
2 しっかり「稼ぐ」ことを考える
3 農業は目的でなく「手段」

の3つです

まずはこれまでの農業の常識を疑うことから始め、しっかり稼ぐことを目指しました。「農的暮らし」というと、お金のことは後回しという風潮もありますが、それでは長続きしません。

そして農業は手段であって、目的は幸せになること。これを忘れてはいけません。

「楽=幸せ」とは思っていませんので、楽する農業を目指したわけではありませんが、いいことをしているからといって、休みもなく働きづめで苦労するのも違うと思いました。

広大な農地があり、しっかりした栽培技術のある既存の農家でも、「生き残っていくのは大変」と言っている現在、ゼロから始めて同じやり方をしても、食べていくことはとうていできません。

そんな大規模単作農業ではない新しいスタイルが、「現代版百姓経営」つまり「小規模多様化農業」です。

そして実践していく中で小規模多様化農業ならではの戦略、つまり押さえておくべき「5つの戦略」が見えてきました。

 

戦略1 無借金・無補助金・無農薬・無廃棄の「ゼロ戦略」

戦略2 小さいほどいい「スモールメリットを活かす」

戦略3 栽培技術・加工技術・販売技術・知恵の販売の「百姓力」

戦略4 地方だからこその「プレゼン&コピーライティング」

戦略5 この時代だからこその「つながり・巻き込み力」

これらについて述べていきたいと思います。

-1章 小予算で起農する戦略


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風来(since2000年4月)は30aの畑と小さなハウス4棟という自他供に認める「日本一小さい専業農家」です。野菜は足音を聞いて育ちます。目の届く範囲だからこそこだわれることがあります。

自著に「小さい農業で稼ぐコツ」(農文協)、「農で1200万円!」(ダイヤモンド社)あり

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