いのちの食べ方
昨晩、映画「いのちの食べかた」↓の試写会に行ってきました。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
「いのちの食べかた」は食料が生産される現場を淡々と写しだした映画で
すごいのは説明を徹底的に排除していてナレーションやセリフはなしというところ。
この映画右脳に訴えます!!
行く前まではもっとエグイかと思ったのですが、そんなことはなく、農家としては「なるほど~、そうだろうな~」
という部分も多かったです。(一緒にいた林浩陽さんはこのくらいやんないとコスト合わないだろうな~と・・)
説明がなく次々と場面が変わるので、これはどこの何をしているとこだろう?と左脳で理解しようとしなくなり右脳に直接きます。
ぜひ消費者(この言い方は好きではありませんが)や子供が見た感想を聞きたいな~と思いました。
メジャー映画ではありませんが、食にたずさわるひとりとしてぜひこの映画を広めていきたいと思いました。
機会があればぜひご覧になってくださいね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
映画チラシより
「いただきます」って、
だれにいいますか?
学校でもテレビでも教えてくれない、現代の食事情。
のぞいてみよう。これが食糧生産のグローバルスタンダード!
・・・世界中の人の職をになうため、
野菜や果物だけでなく、家畜や魚でさえも大規模な機械化によって
精算・管理せざるを得ない現代社会の事情。
ピッチングマシーンのような機械で運ばれるヒヨコの群れ、
わずか数秒で解体される魚、
巨大なマジックハンドで揺すぶり落とされる木の実、
自動車工場のように無駄なく解体される牛・・・etc。
まさに、唖然とするような光景の連続。
その生産性の高さと、時に絵画のごとく美しい撮影に驚愕しつつも、
改めて私たちが生きていることの意味が問い直される!
「見つめよう、そして知ろう。
自分達の業と命の大切さ、そして切なさを。」森達也
「圧倒的に素晴らしい!絶対にみるべき」NYタイムス
「見たことのない現実。現代社会の残酷な美しさが、正確に記録されている」NYサン
「フェルメールの絵画を思わせる美しさ」バラエティ