センスの上の志
昨晩は「青年農業会議所」という有志の勉強会。
私が会長をさせていただいているのですが、今年のテーマは傾聴能力とプレゼン能力を磨くこととしました。
具体的には近況報告、現役のプレゼン、OBによるプレゼン。現役が「5年後の自分」、OBの方には「決断の時」をテーマに。
今回、現役プレゼンは能登島の高農園の高さん。高さんはまったくのゼロから農業を始めて、今や能登島に、いや、
石川に高ありと言われるぐらいになりました。具体的な話を聞いても驚くことばかり。いやいや、ホントすごかったです。(*_*)
OBはいつもお世話になっている林農産の林浩陽社長
http://www.hayashisanchi.co.jp/
私が就農した時から大変お世話になっている人ですが、改めて林農産の歴史を聞くのが始めてだったのでこちらも驚きがいっぱい。
1200万円の不渡り手形あり、美大からホンダ技研、
そして農家への転身の話ありとジェットコースターのような話ぶりでみんな引き込まれました。
中でも参考になったのは、会社を存続させていくには生産より高い、労働力、その労働力より高い販売能力、それより高い企画力、
さらに高いセンスが必要というお話
生産力<労働力<販売能力<企画力<センス
が必要ってことですね。
そしてその上に必要なのは「志」といただきました。この「志」ないと今、問題になっている多くの会社のようになってしまうとのこと。
その後、みんなで飲み会へ。林さんの熱い話を聞いた後だけに農業にかける熱い話で盛り上がりました。
いい刺激になりました。刺激を与え合える仲間ってホントいいですね。(^_^)